結婚して幸せなお二人が新居を選ぶにあたり、寝る場所であるベッド選びも大事なことになります。
どのようなベッドを選べば良いのでしょうか。
これから築き上げたい家庭像も考慮して、ベッド選びをするに当たって大事なことはなんでしょうか。
1.条件を話し合おう
ベッドを選ぶのでも、やはり夫婦で「どんなベッドが欲しいのか」「現実的にどんなベッドなら買えるのか」という話し合いが大事です。
付き合いが長くても、たとえ幼馴染からの結婚でも家具の趣味が違うのはよくあることです。
それぞれの憧れや予算などの都合はあると思いますが、現実的にこれから住む新居に置けるのかどうかという問題もあります。
予算はいくらまでなら出せるのか、どのくらいの大きさのものがいいのか、どんなデザインが好みなのか。
家具のこと一つ取っても、ちゃんと冷静に話し合いができるかということがまずこれからの結婚生活をうまく歩んでいく重要な要素です。
2.新居に合わせたサイズを選ぼう
若いうちはまだまだ収入が少なかったりして、結婚すぐに広いマンションに住めない人もいます。
一方で、すでに一戸建てを購入している人やどちらかの実家に住む人など一口に新婚さんといってもお部屋の広さは様々です。
「大きなベッドを買いたい!」といっても、部屋の間取りが足りていないことには話になりません。
ベッド選びの話をする前に新居の間取りを二人で見て、部屋の広さや扉の向きを確かめることがまず大事です。
実際にメジャーで測ってみることも大事です。
クイーンサイズ以上の広いベッドが入らないお家でしたら、必然的にダブルかシングル、もしくは2つのツインか、という話になります。
もっと狭く、常設のベッドを置けないお部屋でしたら、寝るとき以外は折りたためるソファベッドも選択肢に入ってきます。
3.これから転居するつもりはある?
新婚時代は二人でお金をためて、ある程度貯まったらもっと大きな家へ、、と考えておられる方も多いと思います。
数年後にもっと広い一戸建てや分譲マンションに引っ越す予定があるのならば、クイーン以上の広いベッドは新居の見通しがたってから改めて選びなおしても遅くはないと思います。
寝室が6畳くらいまでだと、どうしてもクイーンサイズ以上のベッドは窮屈になってしまいます。
それまでの間はさほど高級でないベッドでも構いませんが、かといって寝心地が悪いのは困ります。
布団やシーツを収納する場所があるのでしたら、フロアタイプのソファベッドを使っても良いでしょう。
また、どちらかが転勤の多い公務員や全国区の企業にお勤めで、もう片方が在宅仕事や専業でついていく、という場合にはあまり大きなサイズのベッドは買えません。
古い官舎では寝室も狭いことが多いので、クイーンサイズ以上のフロアベッドはかなり手狭すぎて無理でしょう。
転勤先の社宅や官舎が狭いかもしれないので、大きくてもダブルサイズまでです。
二人の今後の仕事の見通しも考えて決めましょう。
4.お子様を作る予定はある?
ご夫婦二人だけで暮らすと決めておられるのであれば、お子様の寝る場所は考えなくて済みます。
しかし、お子様が欲しいなら今後の予定も考えないといけません。
どちらかに連れ子がいて入籍時にすでにお子様がおられるというのであれば、今いるお子様のためのスペースも考慮する必要があります。
もうすぐ赤ちゃんが生まれるという場合、あるいはお子様連れ再婚でまだ小さな幼稚園児くらいの連れ子さんと一緒の場合は、添い寝できる広さのベッドや連結ベッドも検討の候補に入れても良いでしょう。
連れ子さんがすでに小学生以上の大きい子であれば、添い寝をする必要もありません。
夫婦のベッドと子供のベッドをそれぞれ用意すればすみます。
お子様本人にはシングルや二段ベッドで、ご夫婦のベッドは別に寝室の広さや設備、お互いの考えで決めて行きましょう。
まとめ
新婚さんのベッド選びに関しては、今から住むお部屋の広さや収納力、ベッドのデザインもちろん大事です。
そして、お子様の有無や転居の見通しといったこれからのライフスタイルに合わせて選ぶべきベッドも大きく変わってきます。
用意できるお部屋の広さや予算と合わせて探しましょう。
二人でよく話し合いをして、納得できるステキなベッドを探しましょう。