めでたくご夫婦となって共に暮らすことになったお二人。
夫婦で眠るベッドはダブルにした方がいいのか、シングルベッド2つのツインにした方がいいのでしょうか。
ダブルベッドの良さ
せっかく夫婦になったのだから、眠る時も一緒にいたいと思うのは自然なことです。
一番のメリットは、やはりご夫婦のコミュニケーションが取りやすいこと。
そして、ダブルベッドの幅は140cmですからシングル2つより場所をとりません。
シングル2つだと、幅2m前後の場所をとられますので、6畳でも狭苦しさは否めません。
収納の少ない部屋だと、幅2m×縦2mの空間を取られてしまうと収納家具の置き場所が厳しくなります。
ダブルだと横50cm以上、場所を節約できますね。
広い寝室が確保しづらい社宅や官舎暮らしの時にも結構助かります。
ダブルベッドのデメリット
逆にデメリットは、相手の寝返りがダイレクトに響きやすいところです。
片方が先に寝ている時、もう片方が遅く帰ってきて後からベッドに入ると、せっかく寝入っていたのに振動で目が覚めてしまうこともあります。
寝相の悪い相手なら、蹴飛ばされて落ちてしまうかもしれません。
そして、ちょっと体格の大きい人だとダブルの幅というのは結構狭いのです。
ダブルとツインとどちらを選ぶ?
上記のメリットデメリットを考えず購入してしまうと「こんなはずじゃなかった!」となりかねません。
二人でよく相談し、生活パターンや体格・性格、それぞれの寝ている時の癖も考え合わせてどちらを選ぶか決めましょう。
ツインの方がいい場合
寝相が悪い時
どちらかが寝相が悪いと既にわかっている場合は、シングルベッドを2つ置くツインの方が良いです。
そして、どちらか、もしくは双方が体格が大きな場合もツインの方が良いでしょう。
どちらかが激務のお仕事をしておられる方で、パートナーを待たずに先に寝ることが多い方も、寝ている最中に起こしてはいけませんからツインの方が良いでしょう。
デザインの趣味が違うとき
そして、小さなようで大きなことはデザインの好みが違うこと。
ダブルベッドだと、ベッドカバーの色やヘッドボードのデザインは当然二人で同じものを使います。
片方が「どうしても青のカバーは嫌なの!」で譲らないなんてことになったら困ります。
そうした場合、シングル2つにしてそれぞれが好きなベッドカバーや布団を使うというのも揉め事を起こさなくて済む方法です。
ダブルの方が良い場合
双方が比較的細身のご夫婦で、寝相も良くいびきなどの問題もないのでしたらダブルベッドでも十分だと思います。
また、ベッドルームが5〜6畳しか確保できず、収納スペースも十分でない場合もツインではちょっと厳しいです。
小さなアパートや官舎住まいでベッドルームがあまり広く取れない時はダブルベッドの方がお部屋がミチミチにならなくて良いでしょう。
どっちか迷ったら連結ベッドも!
色々考えても話し合っても、ダブルかツインか結論が出ないこともあるでしょう。
特に同棲期間もなく、婚前にお泊まりしたことも少ないご夫婦ですと「一緒に暮らしてみないとわからない」ことが多いものです。
そんな時、ツインが入れられる広さのお部屋が確保できるのでしたら連結ベッドを入れるのもおすすめです。
連結ベッドのシングルを2つ買えば、連結した時は幅200cmでダブルどころかキングサイズより広くなります。
もし一度連結してみて、やっぱりパートナーの寝返りが我慢できないレベルでダメだった、となればまた分割してツインにすれば良いのです。
連結ベッドはフロアベッドが多いですから、低いベッドがいい!という二人の意見が統一できれば、連結ベッドを選べる選択肢はグッと広くなりますよ。
まとめ
ダブルベッドは場所も節約でき、夫婦のコミニュケーションが取りやすい利点もあります。
しかし人によっては、寝相やいびき、お互いの生活パターンやセンスの違いでダブルベッドではうまくいかないこともあります。
よく話し合い、どちらが良いかを考えましょう。
迷ったら切り離しも可能な連結ベッドという選択肢もあります。