パイプベッドのデメリット

お値段も安く、通気性も良いパイプベッド。

しかし良いことばかりではありません。

デメリットもきちんと把握して、より快適な使い方ができるようにしましょう。

パイプベッドのメリットはこちら

耐荷重が低め!

パイプベッドは木製ベッドと比べて耐荷重が低めになっています。

耐荷重とは何か

木製ベッドも低質なものならそう耐荷重は高くないのですが、上質な木製ベッドだと耐荷重600kgという相当がっしりした作りのものさえあります。

しかし、パイプベッドは下手をすると100kgを切るものさえあります。

耐荷重100kg未満ですと、布団や枕の重さも考えれば80kg以上の成人男性では結構ギリギリの数値です。

寝返りを打つとそれ以上の負担がベッドに加わりますから、ごつい体育会系男子だと危なっかしいかもしれません。

もちろんパイプベッドでも、ちゃんと丈夫さを重視して太い支柱を使ったり耐震構造を取り入れたりしているものも多くあります。
耐荷重も200kgあるパイプベッドもあります。

ですから、パイプベッドを選ぶときは耐荷重の表示がきちんとされているものを選びましょう。
特にロフトベッドや2段ベッドでは丈夫さを重視しないと事故につながります。

激安なのに耐荷重がどこにも書いてない、、っていうのは体重が重めの人、大柄な男性は特に避けた方が良いと思います。

きしみが気になる!

パイプベッドをお使いの方で「軋みが気になる」という方は結構いらっしゃいます。

特に体重が重いと、寝返りするたびにどうもキシキシ感が気にな流、ということもあります。

長い間使っていると、ネジが緩んできて軋みにつながる場合も多くあります。

「何か軋みが前より気になってきた」という場合は、まずはネジを締め直しましょう。

また、パイプが細い場合はどうしても軋みが大きくなりやすいです。
太めの足でしっかりした構造のパイプベッドを選びましょう。

上記の耐荷重の話とも重なりますが、大柄な方はしっかりした構造のベッドを選ぶようにしましょう。

隙間風がスースーする!

通気性の良さはカビ防止や夏の暑さ対策という点では良いのですが、逆に言えば寒い時期にも冷気の通りが良すぎるということになります。

ロフトベッドや2段ベッドの上段ですと、まだ暖かい空気が上に行きますから多少はましです。

しかし一般的な高さのシングルベッドだと床に近くなるぶん底冷えが身にしみます。

こうした時はマットレスもしくは敷き布団の上にもう1枚タオルケットなどを敷くだけで、床からの冷気を幾分防ぐことができます。

感触が冷たい!

夏には見た目にひんやり涼しげでも、寒い冬になれば上記の隙間風だけでなくスチールのフレームもひやっとして寒々した感じがしてしまいます。

もちろん、お部屋が冷えればスチールパイプ自体も冷えて触ると冷たいです。

フレームに直接触った感触だけはどうしようもないです。

ただ、見た目のイメージだけでも冷たい感じを減らすことは可能です。

布団のカバーやシーツを暖色系にすれば見た目の冷たい感じも軽減できます。
また、一部パーツのみ木製のパイプベッドなら温かみもあるインテリアにできます。

収納力が少ない!

木製の収納ベッドの場合、跳ね上げ式ならベッド下が丸々収納スペースです。
二段引き出しがベッド下にあるチェストベッドなら大小いろいろな引き出しが内蔵されています。

収納力には難のあるフロアベッドでも、たまにヘッドボードに若干の収納があるシリーズもあります。

これに比べるとパイプベッドの収納力はかなり少ないです。

パイプベッドの場合は全く引き出しがないか、あっても1、2杯のあまり大きくない引き出しです。

服をちょっとしまえばあっという間にいっぱいになってしまいます。

姫系デザインのパイプベッドですと、引き出し付きタイプはほとんどありません。
ベッド自体には全く収納力がないのです。

パイプベッドの場合の「収納」とは、多くの場合別途収納ボックスを購入してベッドの下に入れるというくらいです。

収納ボックスを下に入れるやり方だと、どうしても隙間のホコリがたまりやすくなるので掃除がちょっと面倒です。

予算がなくてとりあえず激安品のパイプベッドだけを買って、お金が貯まったら収納力のある木製フレームのチェストベッドに買い換える、というのでも良いと思います。

高めのロフトベッドの場合だと、ベッド下をクローゼットがわりにして服を吊したりするという使い道もあります。

しかし作り付けの棚はあまりないので、カットソーや下着などを多数収納したい時はやはり収納ボックスを別途購入することになります。

まとめ

パイプベッドのデメリットは

  • 耐荷重が低め
  • 軋みやすい
  • 風通しが良いので冷たい空気がスースーする
  • 収納力が少ない

ということになります。

お値段的にはリーズナブルなパイプベッドですから、「収納ボックスと併用する」などの工夫でこれらの欠点もうまく補う工夫をして大事に使いたいものですね。


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