床置きすのこベッドのデメリット

畳に寝るのと近い感覚で眠れて、通気性も良い床置きすのこベッド。

しかし、デメリットもあります。

それらの点を踏まえて、直置きベッドを選び使いましょう。

床置きベッドのメリット

気をつけないとカビが生える!

床に直接布団を敷きっぱなしにするよりも、低くてもすのこ状になっているベッドの方が通気性がよく、カビにくいのは確かです。

でも「絶対にカビない」というわけではありません。

高さが2cmほどしかない直置きベッドですと、どうしてもロフトベッドやパイプベッドよりは風通しは良くありません。

布団下の空間も狭いので、一晩で湿気も結構たまってしまいます。

毎日たたむことをしないで、布団敷きっぱなしで万年床状態にしておくとカビが生えてしまいます。

「すのこベッドでカビが生えた!」という体験談では、結構な高確率で「床置きのすのこベッドを敷きっぱなしにしていた」というのがあります。

ですから床置きベッドは「毎日布団を外してたたむ」ことが大前提です。

特に湿気の高い地方や、梅雨・夏の時期は用心です。

毎日たたむのが面倒くさい!

万年床にしておいてもカビの元ですから、直置きベッドは毎日布団を外して畳まないといけません。

しかし、面倒くさがりさんだったり、忙しくて余裕がないときはその僅かな手間が面倒なもの。

ついつい畳まずにいるうちにカビが生えてしまった!では困ります。

そういった方には、据え置きタイプのすのこベッドで、床板すのこをベッド上で折り曲げて布団を干せるタイプの方がベターでしょう。

足腰の悪い人にはキツい!

床置きベッドは限りなく床に近いところで寝ます。

そのため、起き上がるとなると体を起こすまでの距離が長いぶん、体力を使います。

足腰に支障がない方ならなんてことはないのですが、足腰や膝を悪くしている人だと立ち上がるたびに負担がかかってしんどくなってしまいます。

さらに直置きベッドは毎日畳まなければならずキャスターで移動もできません。たたむ時は自分で持って部屋の隅に置きに行かなければいけません。

足腰を痛めている人やお年寄りにとっては、シングルサイズ6kgの重みでも響きます。
僅かな距離でも持ち上げて歩くのは辛いですし、痛めている場所にも応えます。

セミダブル以上のサイズだともっと重くなります。

膝や足腰の調子が悪い人は、毎日の移動の手間のない普通の高さの据え置きベッドの方が良いでしょう。

膝の悪い人はどんなベッドを選べばいい?

収納力がない!

据え置きタイプのすのこベッドですと、ベッド下にカラーボックスを置けるスペースがあったり、ベッド下に引き出し式収納がついていたりします。

床置き式ベッドの場合、その形はただのすのこに近いので収納力は全くありません

フロアベッドでさえ、ヘッドボードに少し収納できるタイプはありますが床置きだとどこにも収納はできません。

持ち物が多い人だと、ベッドの下に収納できないのはやはりちょっと困りますね。

敷き布団や掛け布団をしまうスペースも別個必要になってきます。
ワンルームマンションでクローゼットが狭い物件に住んでいると、仕舞い場所がなく困ります。

据え置き式より場所は取らないとはいっても、やはり折りたたんだ状態でもそれなりにすのこベッドはかさばります。

同じ直置き式でも、折りたたみより巻いて収納するロールタイプの方が場所は取りません。

床の埃が目につく!

高さ2cm前後のギリギリ床に近いと、普段は気にしていなかった床上のものが目につきやすくなります。

特に床の埃は目立って見えます。

見た目によくないだけでなく、どうかするとふわっと飛んできた埃が目に入ったり、布団について汚れる元です。

床置きすのこベッドを使いたいのであれば、床の掃除は毎日こまめにして、埃は取り除いておきましょう。

まとめ

直置きタイプのすのこベッドも、敷きっぱなしにしていてはカビる元です。

そのため、毎日畳んだりする面倒はどうしてもあります。

床置きタイプのすのこベッドを使いたいときは、こまめに片付けて床掃除もきちんとするようにしましょう。


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