二人でゆったり眠れて、収納もできるクイーンサイズの収納ベッド。
どのような特徴があり、どんな使い方をしたらいいでしょうか?
目次
クイーンサイズベッドの収納とは
収納ベッドには普通跳ね上げ式や引き出し式があります。
しかしクイーンサイズの場合はほとんどが引き出し式収納です。
跳ね上げ式でクイーンサイズのベッドは滅多にネット通販でも見かけることがありません。
付いている引き出し収納は概ね一段で、2杯〜3杯の引き出しが付いているベッドが多いです。
クイーンサイズのベッドの場合、収納は片面からの引き出しのみ、というベッドが主流です。
しかし中には引き出しの反対側に長ものを収納できるようにしたクイーンサイズベッドもあります。
クイーンサイズ収納ベッドの良さ
まず、クイーンサイズのメリットは何と言ってもその大きさからくるゆとり感。
二人でゆったり寝られるのが魅力のクイーンベッド。
ご夫婦で一緒に眠りたい派の方には嬉しいですよね。
しかしクイーンサイズともなると幅が160cm前後ありますから、かなり場所を取ってしまいます。
6畳くらいのお部屋でも、クイーンサイズのベッドを入れ、そのほかにチェストのような収納家具やデスクを入れるとなるとかなりの手狭感があります。
そんな時に収納がベッドの方にあれば、だいぶお部屋を効率よく片付けられます。
チェストをもう1つ余計に買わなくてもよくなりますからね。
どんなものを収納できる?
一段の引き出し式収納ですから、あまりサイズの大きなものは入れられません。
基本的には衣類やタオルを入れるのに向いています。
シワをあまり気にしなくていい、Tシャツや替えの下着を入れる場所向きです。
寝具でも分厚い毛布は入れられませんが、シーツや枕カバーの予備くらいなら入れられます。
シーズンオフのシーツの仕舞い場所としても定番です。
クイーンサイズ収納ベッドの注意点
大きなサイズの収納ベッドだけに、置き場所や扱いには気をつけなければならないこともあります。
8畳以上のお部屋に置こう
クイーンサイズの収納はほとんどが引き出しですから、ベッドの横に引き出しを出すための空間がどうしても必要です。
狭いお部屋に無理に入れると引き出しを出すことができず、せっかくの収納が使えません。
5畳のお部屋となると、シングル2台を並べるより狭いとはいえ、そんなに余裕はありません。
ドアの位置次第ではよくてギリギリ引き出しが出せるかどうか、悪くて使えないと言った感じになってしまいます。
ですから、クイーンサイズの収納ベッドは少なとも6畳未満にはあまり向かないのではないでしょうか。
できるだけゆとりのある間取りのお部屋に置くようにしましょう。
他の家具の置き場所も考えると、クイーン収納ベッドは8畳以上の広めの部屋に置くことが望ましいです。
カビの防止対策もしよう!
サイズの大きさに限らず、ベッドのカビ対策は重要。
中でも収納ベッドの場合、ベッド下の湿気対策が欠かせません。
クイーンサイズとなると引き出しの中はもちろん、引き出しの反対側のスペースも広くなってきます。
収納として使わない場合でも日々湿気は溜まってきます。
ですから、引き出しとそうでない方、両方のスペースに除湿剤を入れておきましょう。
除湿剤の入れ替えのついでにマットレスの干し作業がてらマットレスと天板を取り外し、また新しい除湿剤を入れておくと良いです。
防虫剤も入れておこう
除湿と同時に大事なのは防虫です。
特にシルクやウール素材は虫に食われやすいので、引き出しの中にはタンス用の防虫剤を入れておきましょう。
防虫剤の交換も、除湿剤の交換作業と同時に忘れないようにしましょう。
まとめ
ゆったり眠れて収納もたっぷりのクイーンサイズ収納ベッドはとても便利。
しかし、ほとんどが引き出し式収納です。
引き出すスペースも必要ですので広めのお部屋が必要です。
少なくとも6畳未満では厳しく、8畳以上の広い寝室が確保できるお家におすすめです。
引き出しの中のカビ対策も十分に行いましょう。