引き出し収納ベッドのデメリット

引き出し式収納

引き出し式収納ベッドは、収納ベッドのなかでも手軽さで人気。

しかし、良いところばかりではありません。
引き出し式のデメリットを知り、その対策をしましょう。

意外と小さな引き出し式収納スペース

引き出し式といっても、様々なタイプの収納があります。

特によく見かけるのは、ベッドの下に一段の引き出しが2つ付いているタイプ。
お値段的にもお手頃なものが多いです。

しかし、特に一段の引き出しだと意外と収納力が小さいというのもあります。

引き出しの内寸は10cm前後のものが多く、衣類でも分厚いフリースなどをいれたらあんまり余裕はありません。

カバンもちょっと大きいと入らなくなるタイプが多いです。

シャツや下着、水着といった薄手の衣類ならまだいいのですが、大きなものを入れるのにはあまり向いていません。

スーツケースやスポーツ・レジャー用品などをベッド内に収納したいときは、跳ね上げ式収納でないと厳しいです。

跳ね上げ式ベッドのメリット

二段引き出しのチェストベッドですと、いくつかある引き出しのうち1つがハンドバッグくらい入るサイズのものもありますが、やはり跳ね上げ式に比べたら入るサイズの上限は小さいです。

また、長ものも収納できないタイプが多いです。

一部には引き出しの反対側の半分を長もの収納スペースとして活用できる引き出し式ベッドもあります。

しかし多くの収納ベッドは長もの収納には対応していません。

大きなものを引き出し式ベッドに収納したいときは「大容量」「長もの収納対応」と書かれた商品を探すようにしましょう。

ベッド横にスペースが必要

引き出し式の場合、横方向にに引き出しますからベッド横に余裕がないと使えません。

引き出しの奥行きは38〜45cmくらいはありますので、ベッドの横方向に50cmくらいのゆとりは欲しいところです。

置き場所を間違えると、せっかくの引き出しがつっかえて開けられなくなってしまいます。
引き出しの開閉がちゃんとできないと、換気ができませんから後述の通りカビの危険性もあります。

大きなお家ならばいいのですが、小さなワンルームですとこの50cmの余裕がない場合があります。

この点はベッドの直下に衣類を吊るせるロフトベッドや、蓋がベッド上に開く跳ね上げ式の方に一長があります。

カビの心配

引き出し式に限らないですが、やはりベッド下が収納部でふさがっているぶん、通気性は落ちます。

手入れをちゃんとしないと湿気が溜まってしまう可能性はあります。

すのこタイプの引き出し式収納ベッドでも、長期間引き出しを閉めっぱなしにしていたりすると、引き出しの中がカビ臭くなってしまうリスクは上がります。

時々引き出しを出し入れして換気をするとともに、引き出しの中に除湿剤や脱臭剤をいれておくことが肝心です。

ベッドの高さ

下に引き出しがあるぶん、ベッドの高さが増します。

特に二段引き出しのチェストベッドですと、10cm+20数センチの引き出しを内蔵するために、ベッドの高さは80cmくらいになってしまう場合もあります。

この上にマットレスを乗せるとなると、薄めでも10cm、ちょっと厚いと15cm以上の高さがプラスされます。

合計の高さが75cmを越えるとなるとロータイプのロフトベッドに匹敵するほどの高さになってしまいます。
背の高い人なら大した問題ではないですが、小柄な人や足を痛めている人だと登るのがちょっと辛くなることもあります。

畳ベッドタイプですと、マットレスより薄い敷き布団を使うことが前提なのでそこまで高くはなりませんし、柵がついたモデルもあります。

セミダブルベッド 一人暮らし SD フレーム チェスト ベッド下 収納 引き出し 大容量 ベッドガード 柵 転落防止 手すり 布団 落下防止 フェンス 畳ベッド 硬め 布団対応 腰痛対策 通気性 除湿 カビ 湿気 和室 箱型 ヘッドレス 直置き アジアン 和モダン ベッドガード付き

しかし洋風のチェストベッドだと柵がないものが多いですから、寝相の悪い人だと転がり落ちて事故に繋がる可能性もあります。

ロフトベッドからの転落事故後はどうすればいい?

落ちるのが怖い人や寝相のよくない人は、二段引き出し付きの洋風ベッドはあまりよくないかもしれません。

埃が掃除しにくい!

引き出し式収納ベッドだと、ベッド下のうち半分ほどのスペースが引き出しに当てられ、もう片方の空間は空いている場合が多いです。

ですから、引き出しのない空間の方に埃がたまらないか心配になりますよね。

ベッド下が空いていないので、ロボット掃除機を走らせるわけにも行きません。
時々は床板を外して掃除する必要があります。

もちろん、各メーカーとも埃の入りにくい構造を目指して日々改良を続けてはいますし、埃の入りにくいよう工夫されたベッドも多くあります。

しかし、ベッド下の掃除には引き出しを取り外したりしないといけない面倒さはどうしてもあります。

まとめ

引き出し式収納ベッドのデメリットとしては

  • 大きなものが収納しにくい
  • ベッド下に湿気がたまりやすい
  • ベッド自体の高さがある
  • 引き出しを横にだすぶんのスペースが必要
  • 引き出しのない空間の方に埃がたまりやすい

といった点があります。

これらのデメリットをカバーできるようなインテリアやマメなお手入れを心がけましょう。


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