引き出し式収納ベッドのメリット

引き出し式収納ベッドのデメリットは先のエントリーで記しました。

それでは、引き出し式収納ベッドの良い点はどんなところにあるのでしょうか。

出し入れが簡単！

まず最初のメリットは「収納スペースの出し入れが簡単」というところにあります。

跳ね上げ式だとマットレスはつけたままで良くても、敷き布団や枕はおろしてから開閉作業をしないといけません。

引き出し式収納ならば、マットレスや敷き布団を敷いたままでも、掛け布団を乗せたままでも引き出しの出し入れができます。

ベッドを整えてしまってから、「あ、あれを出したい」と思った時にも布団はそのままで引き出しから取り出せます。

中には、さらに出し入れをスムーズにできるようにしたキャスターやスライドレールがついた引き出しを内蔵したタイプのベッドもあります。

引き出しの出し入れが簡単ですから、いつでも手軽にベッド下の換気が可能です。
カビやダニを防止するためにも、時々は引き出しを開閉するようにしましょう。

ガス圧式ベッドだと、ダンパーのぶん経費がかかりますからどうしても割高になってしまいます。
セミシングルでも7万円以上はザラ。

引き出し式収納ベッドももちろんシングルで6万をこすような高いものはありますが、比較的安いものも多くあります。

特に一段の引き出しつきタイプですと、2,5万円未満でも国産のしっかりした作りの木製ベッドを購入することができます。

引き出しが多い大容量の二段収納チェストベッドでも、6〜7万あれば丈夫なベッドを購入することが十分可能です。

引き出し式収納ベッドは、跳ね上げ式に比べれば大きなものは入れづらいです。

しかしこれは逆にいえば、小さめのものを整理整頓しやすいということでもあります。

内寸の深さ10cmの引き出しが２つのシンプルなタイプの収納ベッドであっても、「一つの引き出しには服、もう１つの引き出しにはタオル」といった使い分けがしやすいです。

多くの引き出しを内臓するチェストベッドですと、「夏服はこの引き出し、下着はこの引き出し」といった振り分けが細やかにできます。

深型収納の引き出しが付いているタイプならば、バッグの形を崩さずに収納することも可能です。

衣類用のチェストを購入する余裕がない方も、ベッド下で効率よくしまうことが可能です。

引き出しの反対方向を長もの収納として使えるタイプの大容量チェストベッドですと、シーズンオフのラグマットもしまっておけます。

跳ね上げ式収納ベッドだと、セミシングル〜セミダブルが中心のラインナップ。

ダブルならまだありますが、クイーンサイズ以上の跳ね上げ式ベッドは点数がとても少なくなってしまいます。
店頭では滅多に見かけませんし、通販でもかなり少ないです。

引き出し式収納ベッドですと、セミシングル〜キングサイズまで種類は豊富です。
大型店舗でも通販でも色々なデザインのベッドが揃っています。

多くのブランドがあるぶん、デザインや機能もお好みのものが選びやすくなっています。

「夫婦二人で一緒に寝たいから大きいベッドが欲しいけど、収納家具を置くスペースがなくなりそう」と心配な方には、引き出し式のダブル以上の収納ベッドがオススメですね。