ロフトベッドから転落したらどうする?

転落での怪我

お部屋を効率よく使えるロフトベッドですが、高い場所に寝る以上、そこから落ちたら危険です。

昇り降りの時に梯子を踏み外したり、大きな地震で落ちたり。
滅多にはないですが、寝返りが大きすぎて柵を越えて転落する事故もたまにあります。

ロフトベッドは低いものでも高さ60〜100cm前後、高いものですとベッド床面まで140cm以上あります。
そこから転落となると、頭を打ったり骨折したりと大けがにつながる場合もあります。

もし万が一落下してしまった時、どのようにすれば良いのでしょうか。

すぐに救急車を呼んだ方がいい場合

同居の家族などがロフトベッドの上から転落した時、意識がすでになかったり、受け答えはできても重傷であればすぐに救急車を呼ぶ必要があります。

手足などを骨折してまともに動かすことができない、折れているかはわからなくても激痛で立ち上がれないときはもちろん救急車を頼みましょう。

頭を打った場合、以下の症状が出ているときは特に要注意です。

・ろれつが回らない、話したいことが普通に話せない

・まともな受け答えができない

・耳や鼻から血が出ている

・繰り返しの吐き気や痙攣がある

・どんどん頭痛が強くなる

といったときは直ちに救急車を呼びましょう。

頭を強打して上記の症状が出ている場合、早くに手当をしないと、命に関わったり重大な後遺症につながる場合もあります。

ひとり暮らしの方でも、転落直後体の痛みが激しかったり立ち上がるのがきつかったり、吐き気が複数回起こったり激しい頭痛が頻発しているときは遠慮せず救急車を呼んだ方がいいです。

近所に友人や親族もおらずすぐに助けてもらえるあてがないのであれば、なおのこと早め早めに大事をとった方がいいです。

ベッドの事故例は

なるべく早く病院にいったほうがいいとき

救急車を呼ぶほどでもないけれど、念のため病院にいったほうがいいこともあります。

頭痛はほとんどなくても目立つたんこぶができていたり、吐き気が一回だけあったけどあとは治ったということもあります。

このような場合、軽い脳震盪や表面的な打撲程度で済んでいる場合も多いですが、やはり夜が明けたら病院で見てもらった方が良いでしょう。

このような軽い症状のみの場合は、大きな病院でなく街のクリニックの通常診療に行った方がいいです。
大きな病院ほど待ち時間が長かったり、紹介状が必要で時間がかかってしまうことが多いです。

もしそこで検査をしてよくない兆候があれば、指示を仰ぎましょう。
重度の兆候が何かあるようであれば、大病院への紹介になる場合もたまにあります。

頭部を打ったときは脳神経外科にまず行きましょう。

たんこぶができていても「特に異常はない」と検査で診断された場合、たんこぶはやがて1週間ほどで収まっていることも多くあります。
たんこぶの腫れが長期間引かないなら、また受診して相談しましょう。

打撲したのが頭以外の場合、手足をひねったり捻挫している場合もあります。
そういったときはまず整形外科で診てもらいましょう。

軽ければ湿布や電気治療程度で済むこともありますし、骨折まで行かなくても少し重めの打撲や捻挫なら注射や投薬をする場合もあります。

ちゃんと診てもらって、何事もなければそれで良いのですし、心配がなくなってスッキリします。
少しの手当で早く良くなるなら幸いですからね。

大したことがなくても気をつけて!

吐き気も頭痛も全くなく、手足も普通に動かせて受け答えも支障がないようでしたら慌てず様子を見て、心配であれば脳神経外科を受診しましょう。

頭部打撲で多くの場合、3〜6時間何もなければ大丈夫なことが多いとは言われていますが、大人でも子供でもやはり24時間以内は気をつけた方がいいです。

転落した当日はなるべく激しい動きやお酒を控えて大人しくしましょう。

たんこぶができた場所は冷やしておきましょう。

スポーツ系のサークルや部活、ダンスなどの激しい動きをする習い事がある場合も転落した当日はおやすみした方が無難です。

特にラグビーやサッカー、ハンドボール、相撲や柔道といった体を激しくぶつけることが多いスポーツ、ブレイクダンスやレゲエダンス、ポールダンスなど激しいダンスは練習中再度頭を打つ危険があります。

短期間に頭を何回も打つと、1回打ったときよりも脳へのダメージがさらに増す可能性もあります。

上記のような激しいスポーツやダンスをしている方は症状が軽くても、病院に行って診てもらうとともにお医者さんに「どれくらい練習を休んだ方がいいのか」という相談をしておきましょう。

高齢者や、高血圧などでいわゆる「血液サラサラ」の薬を処方されている場合は1ヶ月以降の時間差で、物忘れや頭痛、麻痺などといった「慢性硬膜下血腫」の症状が現れる場合も稀にあります。

持病があったり高齢の方は、何もなくても一応打撲した時の状況をメモしておき、かかりつけのお医者さんがいれば通院の際に報告して指示を仰ぎましょう。
あとで万一何か症状が現れた時に情報が入っていれば、その後の対処がしやすくなりより早く確実性の高い治療ができます。

周辺の方も、頭を打って1ヶ月過ぎくらいに何か受け答えがおかしいなと思ったら病院へ行くように勧めましょう。

まとめ

ロフトベッドから転落した時、頭を打った可能性があるのであれば特に要注意です。

受け答えが怪しい、吐き気を繰り返すなど、重症の兆候があれば救急車を。

少しの吐き気があった場合、頭痛が出ているなどの場合はなるべく早く病院で診てもらいましょう。

頭以外の場所を打った時もまずは病院へ。

大したことがなければ安心ですしね。


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