ベッドで寝る時の地震対策

ここ数年、国内外で続く大規模地震。

ベッドで寝ている時に地震がきたらどうすれば良いのでしょうか?
普段からできるベッドの地震対策について考えてみましょう。

ベッドの周辺に気をつけて!

寝ている時に地震が発生した場合、ベッドそのものの破損よりむしろ怖いのは周辺から家具やものが飛んできて当たることです。

私も熊本地震の地域に住んでいますが、「家具が飛んできた」「TVが飛んできた」という話は枚挙にいとまがありません。

古いブラウン管TVを持っているお家では、TVが飛んできたという話もあります。

ですから、ベッドの周辺に置くものには注意を払うことが大事です。

特に、頭の方にものが飛んできて当たったり、棚が倒れてくると大怪我に繋がりかねません。

本棚の位置や中に置く本の配置にも注意して、辞書・図鑑のような重い本は下へ。
倒れた時にベッドの上に重い本が落ちないようにしましょう。

本以外では、陶器の置物や、彫刻の置き場所には気をつけましょう。

できれば、重たいディスプレイ類は寝室には置かない方が良いです。
人が寝ないリビングや玄関先に置きましょう。

地震対策に家具の固定を

ベッド周辺の家具の置き場所も大事ですが、倒れないように固定しておくのも必要です。

棚やタンスも耐震ジェルや金具で固定できるものは固定して、ベッドの頭部分に落ちてきそうな範囲には硬いもの、重たいものを置かないことが大事になってきます。

賃貸や官舎で穴が開けられない場合も、突っ張り棒やジェルで固定しましょう。

アニメのフィギュアなどを多数お持ちの方は、耐震ラッチ付きの棚にしまったり、台を耐震ジェルで固定するなどして落ちないようにしましょう。


クリアミュージアムジェル

ワンルーム賃貸だと釘が打てませんので固定やものの配置にも限界がありますが、それでも頭部に当たらないような場所になるよう、少しでも置き場所を工夫しましょう。

宮棚に置いていいもの、ダメなもの

ベッドには宮棚が枕元についているものが多くあります。

地震の際、宮棚に重いものを置いていると頭に直撃して怪我をする危険があります。

棚に置くのは眼鏡やぬいぐるみなどの小物、本を置くにしても文庫本サイズに留めた方が無難。

花瓶や金属製の重量級オブジェ、図鑑や辞典のような重く分厚い書物はベッドの枕元には置かないようにしましょう。

目覚まし時計を置くにしても、当たっても大怪我しない軽くて小さいものにしましょう。

丈夫なベッドを買おう!

フロアベッドのような低いベッドでしたら、地震で転がり落ちても「転落による」事故の心配はありません。

気にするのは本や家具など、ベッドの外からの落下物だけです。

しかし、二段ベッドやロフトベッドのように高いベッドだと、地震の揺れでばきっと折れてしまったら、転落の衝撃で怪我をする可能性もあります。

その上落下物まであれば大事故につながりかねません。

ロフトベッドで寝ている時に地震が起きたら

最近は各家具メーカーも防災意識の高まりに呼応して、耐震仕様と銘打った丈夫な作りの二段ベッドやロフトベッドを多くリリースしています。
ます。

また、お値段はかなり張りますがベッドを覆う耐震シェルターもありますので、資金的に余裕のある方はそちらの導入も検討してみましょう。

耐震ベッドとは何か

二段ベッドも、耐震構造のものですと木造でも柱が太くがっしりしています。
もちろんそのぶんお値段は張りますが、万一の時にベッドが折れて大怪我をすることを考えれば思えば安いものです。

スチールフレーム(パイプ)のロフトベッドや二段ベッドも、筋交いのワイヤーをつけたり、太めのパイプを使うなどして激しい振動でも壊れにくく設計された製品が多く出ています。

耐震ベッドとは

パイプベッドなら木製ベッドより安いので、「予算はないけど耐震も重視したい」という方には耐震仕様のパイプベッドはちょうど良いです。

地震が心配だけどお部屋のスペースも有効活用したい、という方は丈夫なベッド、「耐震仕様」の表示のあるベッドを買いましょう。

まとめ

ベッドの地震対策には、ベッド本体の耐震性ももちろん大事です。

「耐震仕様」と書いてあるものを選ぶのがベター。

ベッド本体だけでなく、ベッド周辺に置くものも固定したり置き場所を考えたりして、地震の時にベッドの方に飛んでこないように気をつけましょう。


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