パイン材ベッドの強度は大丈夫?

様々な木材が使われるベッドの中でも、特に幅広く使われるのがパイン材。

リーズナブルな家具量販店でもパイン材のベッドが多く置かれています。

でも、丈夫さでは大丈夫なのでしょうか?

パイン材の特徴とは

パイン材とは、多くは欧米産の松の木から取られる材木です。

成長が早く、針葉樹ということもありまっすぐの木材が取りやすく、コストが抑えられる利点があります。

柔らかく加工しやすいので、幅広い家具に使われています。
住宅用建材としては、床板にも使われます。
またその性質ゆえに、手触りも優しいです。

無印良品やIKEAなどのお手頃価格チェーンでも、テーブルや棚、ベッドと幅広く使われています。

その反面、柔らかさゆえに傷がつきやすいところがあります。
膨張しやすく、しなりやすいところもあります。

また、防虫性に関してはそう高いとはいえず、シロアリに好まれやすいです。

パイン材が使われるベッド

もちろんベッドにも、パイン材は多く使われています。

シングルベッドからすのこベッド、床置きの折りたたみすのこベッド、フロアベッドと幅広いです。

2段ベッドやロフトベッドにも使われています。

パイン材ベッドの強度は大丈夫なの?

しかし、パイン材ベッドの口コミや噂では「割れやすい」と言った評判もちらほら見かけます。

柔らかい材質ということで、割れないか心配な方も多いのではと思います。

確かにパイン材は傷がつきやすく、反り返りやすい面があります。

ですから、使用する木材の仕上げや、ベッドの設計時にこれらの性質をきちんと踏まえて作っているかでずいぶん強度が違います。

膨張する幅を考えた設計と組み上げをしないといけません。

パイン材でも、確かな技術で仕上げた木材を使いしっかりした設計で作られたベッドですと、そうそう簡単に破損はしません。

しかし、激安ものですとやはり心配なところ。

2段ベッドで、パイン材フレームなのに妙に柱が細い、、となるといつ折れるか見ているだけで不安になってしまいますね。

床置きのすのこベッドなら折れてもまだ総ダメージはありませんが、ロフトベッドや2段ベッドだと天板が割れて落ちたりしたら大怪我にもつながりかねません。

ですから、信用できる製品を見抜くことが必要になってきます。

丈夫なパイン材ベッドを手に入れるために

特に通販ですと、なかなか「値段は安くてもちゃんと丈夫なベッド」であるかを見抜くのは難しいところです。

店頭で見るにしても、「いかにも脆そうでヤバイ」というのでなければなかなかわかりません。

ですから、見た目以前に数字の上でのスペックをちゃんと確認することが大事です。

耐荷重の数値はまず見て、自分の体重やマットレス、掛け布団を乗せても余裕があるかどうかを見ましょう。

耐荷重とは何か

特にロフトベッドや2段ベッドの場合、「耐震設計」と銘打っているものを選ぶことも大事です。

もちろんただ「耐震」というだけではどれくらい丈夫なのかわからないので、どのような耐震仕様にしているのかという図解入りで説明がちゃんとなされているものの方がベターです。

結局、「パイン材だからだめ」とかいうことはなく、「信頼できるパイン材ベッドなら大丈夫」ということなのです。


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