赤ちゃんのベッド事故防止には

赤ちゃんがベッドで転落などの事故にあって大怪我したら大変!

そんなことにならないために、どのような防止策を取ればよいのでしょうか。

ベビーベッド

ベッドの事故例で多い、ベビーベッドからの転落

「医療機関ネットワーク」による平成22年度調査で、消費者庁から公表されたデータによりますと、赤ちゃんの家庭内事故で目立って多いのはベビーベッドからの転落。

赤ちゃんの事故のうち、1割前後を占めています。

医療機関ネットワーク事業に関する事故情報の分析について(PDF)

公的な調査でもこれだけの多さです。

巷の体験談でも、ベビーベッドからのあわや転落のヒヤリハットは少なくありません。

オムツを替えている作業のちょっとした気の緩みから、柵の扉の閉め忘れの一瞬の隙から赤ちゃんが落ちてしまった、と言う例は少なくありません。
ほんの数秒でも油断はできないのです。

赤ちゃんは頭が重いので、頭から先に落ちてしまいがち。

ベビーベッドの高さ(高いものでも70cm前後)ですら、脳震盪や頭がい骨骨折といった重い怪我に繋がる場合もあります。

他のベッドなら大丈夫?

高さ70cmのベビーベッドでも重大な事故になりえますから、それ以外の普通のベッドでも用心に越したことはありません。

低いフロアベッドでも高さは20cmですし、マットレスを使っていれば高さは40cm近くなります。

まして、一般的な高さのベッドならマットレスを足すと60cmを超えることもあります。

赤ちゃんも少し大きくなればベビーベッドを卒業して、一般的なベッドで親御さんの添い寝で寝ることも増えますからね。

ベビーベッド卒業は何歳?

事故防止策はどんなベッドでもしておきましょう。

ベビーベッド事故を防止するために

まず、家族の間でベビーベッドの扱いの作業手順はしっかりと共有しておきましょう。

わずかの時間でも、手を離すときはベビーベッドの柵を閉めるのは基本中の基本です。

ご両親はもちろん、同居の祖父母さんや年の離れた兄姉がいれば全員に徹底しておくことが大事です。

そして、ベビーベッドや普通のベッド、フロアベッドに関わらず、家にあるベッドの周辺には衝撃吸収のマットなどを敷いて万一に備えましょう。

ハイハイをするようになったら、大人のベッドでも登ろうとするようになるまではあっという間です。
目を離した隙に勝手に登って行って転落する危険性もあります。

畳でしたら、畳自体に衝撃吸収性がありますが、フローリングやリノリウムの床であればベッド周辺にマットは敷いたほうがいいです。

極厚のジョイントマットをベッド周辺に敷いておきましょう。

それに加えて、下にクッションを置いておくとさらにリスクを軽減できます。

一般のベッドで添い寝するようになったら、赤ちゃんは両親の真ん中に寝かせるのはもちろんのこと。

フロアベッドで脚を付け替えられるタイプでしたら、より短いものに替えておきましょう。

フロアベッドで足の入れ替えられるシリーズの場合、一番低いものですと5cmの脚があります。

お子様が小さいうちは、ベッドはできるだけ低いほうが安全です。

敷き布団対応ベッドであれば、マットレスよりずっと低くできます。

ベビーベッドから転落した時は?

どんなに気をつけていても、一瞬の隙から転落してしまうことがあります。

もしベビーベッドから転落した場合、赤ちゃんの様子をよくみましょう。

元気にしていて変わりないようでしたら、念のため早めにお近くの小児科クリニックで受診するか、相談電話番号#8000で相談しましょう。

子ども医療電話相談事業(#8000)について(厚生労働省)

激しく吐いたり痙攣している場合は、急いで救急車を呼びましょう。

これは大人が高いベッドから転落している時の対処と基本は同じです。

もしロフトベッドから転落したら?

慌てず落ち着いて対処しましょう。

まとめ

ベビーベッドからの事故は件数も多く油断ができません。

おむつ換えなどちょっとした作業の合間にも柵の扉をきちんと閉めるように習慣づけましょう。

ベビーベッドや大人のベッドの周辺には衝撃吸収のマットを敷いて転落時のダメージを最小限にすることも大事です。

それでも万一ベビーベッドから落ちたら、冷静に症状に応じて受診しましょう。


【送料無料】極厚20mm!安心のノンホルム!32枚 6畳 木目調 抗菌 木目 単色 大判 ジョイントマット 防音 59cm 木目 サイドパーツ付 洗える PE 赤ちゃん ベビー フロアマット パズルマット 床暖房対応 2cm 20ミリ 厚手