お子様のためにベッドを選ぶ時、どのように選べば良いでしょうか?
成長に合わせたベッドの選び方について考えてみましょう。
2歳まではベビーベッドで
赤ちゃんから2歳までの小さいうちですと、頭が大きくすぐに転落して頭をうつ危険性があります。
普通のベッドですと、転がり落ちてしまいかねません。
ベビーベッドでしたら普通のベッドより柵が高いので、使い方が適切でしたら普通のベッドよりも安全性が高いと言えます。
2歳〜年中までは添い寝で
個人差はありますが、2歳前後になるとベビーベッドはさすがに体格的にもキツくなって来ますので卒業ということになります。
とは言え、まだまだ親御さんと離れたくない年頃。
親御さんと一緒のベッドで添い寝するという選択をされる方も多いと思います。
広い連結ベッドを置けるだけのスペースがあるおうちならいいですが、そうはいかない場合もあると思います。
こうした場合、あまり体格が大きくない親御さんとお子さんならダブルベッドでもなんとか寝られるでしょう。
子供用ベッドは年中〜小学生ごろ
親御さんの添い寝がなくても大丈夫!という性分のお子様、「早く自分のベッドが欲しい」というお子様の場合、「子供用ベッド」という選択肢もあります。
大人用のショート丈ベッドよりもさらに短いサイズで、長さは160cmほど。
この長さのベッドで窮屈でない身長は140cmくらいまでです。
身長140cmとなると、10歳女児の平均身長に近いくらい。
ですから、3〜4年生くらいまでしか使えないことになります。
ニトリやイケアなどの安い家具量販メーカーでしたら1,5万以下で買えるものも多いです。
アクタスなどの高級路線店で売っているものですと20万を超えるものもあります。
予算が厳しいという方なら、格安ブランドの子ども向きベッドをとりあえず購入する方もおられるでしょう。
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しかし、激安ブランドでしたら破損しても事故にならないように、ロフトタイプや二段ベッドでなく、普通の高さのシングルタイプを選んだほうが良いでしょう。
二段・ロフトベッドは慌てて買うよりも、お子様が成長したあとで予算をかけてしっかりした構造のものを選んだほうが良いです。
二段ベッドデビューは小学生から
お子様が2人、特に同性同士のお子様で子供部屋が1部屋しか確保できないのであれば二段ベッド、という方も多いでしょう。
しかし二段ベッドは上段だと高い場所に登るので、ある程度足腰がしっかり育ってからでないと梯子を踏み外したりする可能性があり危ないです。
小さいうちから寝返りが大きかったり、寝相が極端に悪いのであれば危ないですから二段ベッドの上段には寝かせられません。
また、悪ふざけをして飛び降りるなどのいたずらをしたらベッドや家の破損、マンションですと下の階の人からの振動や騒音での苦情にもつながります。
最低でもイヤイヤ期が終わり、「これは絶対やったらダメ!」という指示が通るようになってからのお年頃が良いでしょう。
そうなると、個人差はありますが園の年長組〜小学生くらいが二段ベッドデビューに適当ということになります。
製品によっては「10歳以上は使用しないでください」との注意書きがある2段ベッドもあります。
激安ものだと2,5万以内、高いものだと10〜20万以上のものもあります。
しかし破損した時の怪我の大きさを考えると、少しお値段が張ってもしっかりしたものを購入した方が良いです。
一人で使うベッド
一人っ子と決めておられるお家、お子様皆に個別の部屋が用意できるお家でしたら、お子様に一人用のベッドを与えてもいいでしょう。
とは言え、上記の子供用ベッドだと早い子は3年生ごろでもう使えなくなってしまいます。
小学校に上がるタイミングで個別のベッドを与えるなら、中高生以降も使える大人用サイズのベッドを選んだほうがいいでしょう。
小学生以降向きのベッドだと、デスクや棚とロフトベッドがセットになったシステムベッドタイプが多くあります。
このタイプですと内寸が190cm以上あり女児なら中学生くらいまでは余裕で使えるものも多いです。
寝相が悪くなく、ベッドから落ちることのないお子様ならこうしたベッドを候補に入れても良いでしょう。
もちろん、通常のシングルベッドでもいいです。
子どもの好みも聞いてあげよう!
小学校に上がる頃になると、お子様ご自身もデザインや機能についての好みやこだわりがはっきりしてきます。
予算の許す範囲で最初に候補をあげて、色や形にはお子様の希望も聞いてあげましょう。
可愛いものやファンタジーっぽいものが好きなお子様なら、姫系デザインや天蓋付きのパイプベッドも欲しがるかもしれません。
まとめ
赤ちゃん〜2歳まではベビーベッドが望ましいです。
小さいお子様の年中組年齢(3〜4歳くらい)までは、親御さんと添い寝が良いでしょう。
お子様だけのベッドを用意するとしたら、年長組(5〜6歳くらい)か小学校に上がったくらいを目安と考えましょう。
細かい時期はライフスタイルの変化や住宅環境、お子様の成長度合いをみて考えると良いです。