ベッドを購入するのにはどうしてもまとまったお金がかかります。
しかし、レンタルならまだ安いのでは?とお思いの場合もあるでしょう。
また、ベッドが一時期だけ必要だと言う場合もあります。
ベッドのレンタルはお得なのか、どんな時に向いているのかを考えてみましょう。
目次
レンタルベッドはどうやって頼めばいい?
多くのレンタルベッドは、家具レンタル業者の公式サイトなどからweb上で申し込むことができます。
概ね借りる期間は1週間以上からのことが多いです。
最長どれくらいまで借りられるかは店により異なりますが、長いところだと2年くらい借りられます。
申し込みフォームに借りる期間や支払い方法などがありますので、それに従って入力し支払いをすれば指定した期日に届きます。
返却するときはそれぞれの業者の指定方法に従い返却します。
レンタルベッドの価格は?
ベッドのレンタル価格はベッドの種類や業者により多少違います。
レンタルの基本料金の上に送料もかかってきます。
ベビーベッドですと、1週間で2千円ちょっと+送料というくらいが相場です。
大人用のベッドは基本、サイズが大きいほど値段が上がります。
シングルベッドですと布団なしで1週間1万円前後で十分借りられます。
折りたたみのシングルベッドだともっと安く、1週間で3〜4千円台くらいです。
中古ベッドをレンタルに出している業者も多くあり、この場合は新品よりも少し安い価格で借りられます。
新品と中古、どちらかを選ぶことができる業者もありますので、予算などに応じて検討してみましょう。
マットレスや敷き布団、掛け布団もレンタルはできますが、それぞれ別料金がかかってきます。
レンタルベッドが向いている場合
一時的な滞在などの場合ですと、レンタルベッドがよく使われることもあります。
里帰り出産を迎える実家で
まず、レンタルベッドがよく使われるのは里帰り出産の時。
実家に1〜2ヶ月帰って出産し赤ちゃんと一緒に過ごすときは、ベビーベッドが必要です。
しかし里帰り期間が終わってしまえば大人しかいない実家にベビーベッドはあっても困ります。
特に遠い距離の実家ですと、普段はそうそう帰省するわけでもありませんので、ベビーベッドが無用の長物と化す期間が長くなります。
あまり大きくない家や賃貸だと場所を取るものがいつまでもあっても困りますね。
ですから、実家で使うベビーベッドは里帰り出産の期間だけのレンタルを選択する人も少なくありません。
介護用品
介護用のベッドもレンタルがよく使われます。
フランスベッドなどの大手家具メーカーの中にも、介護用ベッドレンタル事業を行なっているところもあります。
お年寄りや障害者の介護用はもちろん、「事故で大怪我して、回復の見込みはあるけれど、治るまで2ヶ月〜半年くらいはかかりそう」な場合にも、介護用ベッドをレンタルする選択肢はあります。
ただし、これは要介護度によって介護保険を使ってベッドを借りられるかどうかに制限がある場合もあります。
介護用ベッドレンタルの前には必ず病院や介護施設であらかじめケアマネージャーさんにちゃんと相談した上でにしましょう。
期間限定の長期間滞在時
親族や知人の家に期間限定で滞在する時、数日ですまないけれど、年単位の長い期間住む、といういうほどでもない時もあります。
このような期間限定の同居の時はベッドレンタルを頼むのも手でしょう。
来客用のベッドより安定して寝られるベッドを借り、引き上げる時には返却すれば、居候先に大きな家具を残したままいくことはありません。
来客用のベッドを持っていないお家に長めの滞在をする時は、自分でレンタルを手配して退去時に返却、というのも一つの選択。
先方の了解を得られ、スペースが十分あるならしっかりしたシングルベッドを借りてもいいでしょう。
短期間のイベント用に
期間限定で設置するモデルハウスやモデルルームなどの展示場に置くベッドも、レンタルを使うことはよくあります。
展示用のベッドは住宅メーカーの倉庫に置いていても場所をとりますので、レンタル業者さんから必要な時だけ借りるのは理にかなったことです。
モデルルーム以外の大きなイベントでも、救護室用に折りたたみベッドをレンタルすることはあります。
折りたたみベッドであっても常時保管しておくと場所は取りますので、イベント主催者さんの本部に置いておけないことは多いですからね。
レンタルして、イベントが終わったら返却してしまえたほうがいいです。
ベッドを借りるより買った方がいい時
しかし、ベッドのレンタルが割高になってしまうことも多くあります。
木製のシングルすのこベッドだと、マットレス別の本体が2万円もしないタイプもあります。
レンタルの月額が1万円を超えるとなると、2ヶ月足らずで購入した時の本体価格をオーバーしてしまいます。
ですから、長期暮らすのでしたらやはりベッドは借りるより購入した方が断然お得です。
一人暮らしを始める時などは何かと物入りですので「借りた方が安いのかな?」と思うこともあるかもしれません。
一人暮らしが長くなるのがわかっているのでしたらやはり購入した方がいいですね。
まとめ
一時的な仮住まいやイベントでしたら、ベッドをレンタルした方がいいこともあります。
しかし、長期間定住するのでしたらベッドは購入した方が安上がりです。