お子様は一人だけと決めておられる家庭もあります。
そんなおうちでは、お子様のためにどんなベッドを選べば良いでしょうか。
目次
自分のベッドを持たせるのはいつ?
きょうだいがいれば、上の兄姉に合わせて二段ベッドを購入することもあります。
しかし、一人っ子の場合はその子一人だけの発達段階や家の状況に合わせてベッドを購入することになります。
その子の個性や家の状況にもよりますが、概ね年長さん〜小学校入学時くらいを境にお子様専用のベッドを買う、というご家庭が多いようですね。
小学校年齢くらいですと独立心も出てきて、ちょうど自分だけのベッドや子供部屋を欲しがる子も多い頃です。
ですから、小学校入学と同時にベッドを購入というのも王道です。
どんなタイプのベッドを選ぶ?
一人っ子ですと、二段ベッドを選ぶということはまずありません。
セミシングル〜シングルベッドか、ロフトベッドということになります。
子供用ベッド
予算が厳しい時は、本格的な大人兼用のサイズのベッドを購入するまでのつなぎとして子供用ベッドを購入するのもありでしょう。
資金がたまり、お子様の体格が大きくなって子供用ベッドが手狭になってきたら普通のシングルベッドに買い替え、でも良いと思います。
お子様用のロフトベッド
しかし大人用の高いロフトベッドは低学年のうちはちょっと怖いものです。
ロフトベッドの場合、転落のリスクを考えても低めのサイズを選んだ方がいいでしょう。
棚やデスクとセットになったシステムデスクタイプのロフトベッドというのも定番の選択肢です。
おもちゃや学校の用品の整理整頓もしやすいですし、あまり高すぎないので安全に上り下りできます。
ロフトベッドですから、マットレスも比較的薄手のものを使いますのでお子様ご本人でも、外したり干したりの手入れがしやすいです。
子供部屋が6畳未満の広さだと、限られたスペースを有効に使えますから、転勤族のご家庭にも便利です。
ただ、お子様の性格によってはやんちゃすぎて、高いところから飛び降りて遊ぶのをなかなかやめない子もいます。
マンションですと騒音での苦情の元になりますので、飛び降りをどうしてもやめられないようでしたらロフトベッドではなく普通の高さのベッドにした方がいいです。
布団対応のベッドがおすすめ!
ロフトでない、普通サイズのベッドの場合はまずお子様が自分で手入れしやすいということも大事です。
小さいうちは一人でマットレスを外して干すのも大変。
きょうだいがいないと親に手伝ってもらうしかなく、親御さんが手が空いていないときはなかなか手入れが行き届かないこともあります。
布団ですと、シングルサイズなら自分一人で畳めるようになるまでにはそうかかりません。
生活習慣を育てる意味でも、毎日敷き布団を畳んだり干したりさせられた方が良いでしょう。
早ければ年長組さんのうちから、お布団を畳むのも自分でできるようになります。
なので、布団対応のベッドというのも結構一人っ子のお子様におすすめなのです。
すのこベッドにも布団対応のは多くありますし、畳ベッドもありますね。
畳ベッドですと、収納ベッドになっているタイプも多くありますから、お片付けにも役立ちます。
どんな大きさのベッドにする?
一人っ子の場合、特に迷うのがベッドのサイズ。
二人で二段ベッドなら、「とりあえず大きな年上の方に合わせて決めとこう」くらいでもなんとかなる場合もあります。
しかし、一人っ子の場合はその子だけの体格の成長を予想してベッドを選ぶ必要があります。
小さいうちはどれくらい大きくなるかは予想がつきません。
ご両親が小柄な方でも、どちらかの親族に大柄なかたがいれば結構背が伸びる子もいます。
長く使いたいのであれば、ベッドの縦幅はショートサイズでなくレギュラーサイズのベッドにしてしっかりした作りのものを選べばいいでしょう。
横幅をどうすべきかどうかは迷うところですが、小学校低学年のうちだとシングルサイズでも十分ゆとりがあります。
セミシングルだと、場所を取らない利点はありますが低学年のうちでも寝相のよくない子だとちょっと厳しいかもしれません。
狭苦しいのが嫌いなお子さんもいますので、お子様の希望もよく聞いてセミシングルにすべきか否かを決めましょう。
大柄な子でシングルがきつくなってくるのは、早くても5年生くらい。
稀に柔道や相撲の全国クラス上位の子で中学生並みにごつい子もいますが、ごく普通の体格のお子様ですと小学校いっぱいまではシングルで十分でしょう。
セミダブルに買い換えるか否かは、高学年頃の体格の成長を見てからでも遅くないでしょう。
セミダブルでマットレス仕様だと、お子様が自分で重いマットレスをフレームから外して干したりの管理をするのが大変ですので、小学生にはまだ早いです。
早くても中学生以降くらい向きでしょう。
このように考えると、まず一人っ子のお子様にはシングルサイズというのが無難ではあります。
成長具合をみて、買い換えるかどうかはゆっくり考えましょう。
数年は十分使えますから、焦る必要はありません。
身長が急激に伸びてきたら、お子様の意見も聞いて検討しても遅くはないです。
まとめ
一人っ子のお子様にベッドを買い与えるタイミングは、年長組〜小学校入学くらいのタイミングが良いでしょう。
2段ベッドが選択肢に入ってこないですから、シングルベッドやシステムベッド、ロフトベッドなどがあります。
お手入れがしやすく、お子様の身長が伸びても使えるベッドを選びましょう。