畳ベッドをカビさせない5つの方法!

畳ベッド

寝心地も安定して、畳とベッドの良さを両方兼ね備えた「畳ベッド」。

畳ベッドにカビは生えたりしないのでしょうか?

せっかくの畳ベッドをカビさせないためにはどうすれば良いのでしょうか。

畳ベッドでもカビは生える?

普通のフロアベッドや床置きのすのこベッドに比べればカビはあまり生えるイメージが少ない畳ベッド。

畳には抗菌作用があると言われたりしていますしね。

しかし、畳でも絶対にカビが生えないということはありません。

湿気がある環境で、カビの餌になる人の皮膚片や髪の毛・埃をそのままにしていればやはりカビは生えてしまいます。

布団を敷きっぱなしにしていれば湿気も溜まったままですので、風通しもしないままだとじきにカビは生えてしまいます。

ジメジメした時期だと、2,3日もあればカビが生えます。

それでは、畳ベッドにカビを生やさないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

畳ベッドにカビを生やさない対策はこれ!

カビは湿気が大好物。
ですから、畳ベッドにカビを生やさないためには湿気対策が何より肝心です。

1.置き場所は風通しのいい場所に

どのベッドでも共通のカビ対策にもなりますが、風通しの良い場所に置くことがまず大事です。

換気の良い場所におけば畳本体はもちろんですし、ベッドのフレームが木製であればフレーム自体にもカビが生えるリスクを多少なりとも減らせます。

窓を開けて換気した時に風がよく通る場所に置けば一晩で溜まった湿気もすぐに追い出せます。

窓際のベッド

ただ、冬に結露の多い地方では窓に近づけすぎないように気をつけましょう。

直射日光はレザーベッドに比べれば畳は耐性がありますが、色褪せの原因にはなります。

畳ベッドの美しさを保ちたいのであれば、換気の時には薄いカーテンを引いておいた方がベターではあります。

2,布団は毎日あげる!

畳ベッドのカビの原因となりうるのが「布団を敷きっぱなしにする」ことです。
寝ている間に人間はたくさん汗をかくので、当然布団から畳へと湿気は溜まっていきます。

敷き布団の下には、寝ている間に放出される汗の湿気がたまりますので、これを毎日追い出しておくことが大事。

幸い、敷き布団はマットレスよりもずっと軽いので、毎日一人でも簡単にたためます。

毎日、起きた後にはかけ布団を大きくめくり上げて中の湿気を出し、その後かけ、敷き布団とも上げてたたみましょう。

もちろん、朝に時間のある時や晴れた休日には布団を干したり、お部屋の換気をしておきましょう。

ほんの数分づつでも換気をするのとしないのとでは全然違います。

梅雨の時期で雨が降り続いてなかなか干せない時、曇りがちな時期が長い地方でしたら布団乾燥機を使って少しでも布団を乾かしましょう。

長雨の続く地方、雪深い地方でしたらお部屋に除湿機もおいた方が良いです。

ベッド下に除湿剤や小さめの除湿機を置けるならそうしましょう。

3,畳も時々外して干そう

畳ベッドの畳部分は取り外すことが可能になっているタイプのものも多くあります。

このようなタイプでしたら、畳部分を定期的に外して干しましょう。

重いマットレスと違い、軽い畳は一人でも十分持ち上げられますから取り外しは簡単です。
時間があれば毎日でも通気できます。

4,畳表の掃除をしよう

カビやダニの餌になるのが、日々落ちる細かい人間の皮膚の破片や髪の毛などです。

ですから、これらをこまめに掃除しておくことが大事です。

掃除機には畳対応のモードを備えたものが多くありますので、気軽に掃除がしやすいです。
できれば掃除機は毎日かけることが望ましいです。

毛布や衣類の繊維質も日々ゴミとして降り積もりますからね。

箒でサッサッと汚れを落とすだけでも、やらないよりはずっといいです。

もちろんベッド下の埃をとるお掃除も大事ですし、ベッドフレームの端や宮棚に埃を溜めないよう、木製フレーム部分は乾拭きをしたりモップをかけたりしましょう。

ベッドのカビ防止に大事なお掃除

最近はマイクロファイバーの柔らかく埃を吸着するモップも多く出ていますので、他の家具のお手入れも兼ねて持っておくと良いです。

5,収納スペースの湿気対策もしよう!

畳ベッドの中には、収納がついたタイプも多くあります。

普通の収納ベッドと同じく、引き出し式と跳ね上げ式両方があります。

跳ね上げ式ベッドのメリットとは

収納スペースの中に湿気がたまり、そこからカビる可能性もありますので、畳ベッドタイプでない収納ベッドと同様の湿気対策をする必要があります。

引き出し式、跳ね上げ式両方とも、収納スペースの中には衣類タンス用の除湿剤をいれておきましょう。

チェストベッドのカビ対策

収納スペースは時々開閉し、換気をしましょう。

畳ベッドの収納の中には、ガス圧式でなく手動で畳を取り外して出し入れするタイプもあります。

収納畳ベッド

このような収納畳ベッドの場合も、時々開閉したり除湿剤を入れておくカビ対策をしておきましょう。

まとめ

畳ベッドのカビ対策も他の多くの種類のベッドと基本は同じです、

  • 風通しの良い場所に置き、部屋の換気をする
  • 布団は毎日あげる
  • 畳が外せるなら時々外して干す
  • 畳にも掃除機をかけるなど、掃除をする
  • 収納があるタイプは、除湿剤を入れ時々収納内の換気を行う

ことが大事です。

要は普通のベッドでも行う湿気対策とダニ対策をこまめにやることが大事なのです。

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