ベッドや寝具に住み着く、目に見えない小さなダニ。
ほおっておくとアレルギーなどの原因にもなります。
どのようにしたら、ベッドからダニを退治できるのでしょうか。
目次
布団から湿気を追い出そう
一晩寝ている間に、一人あたり1リットルの汗をかくと言われています。
この汗は湿気となり、布団の中やベッド下にこもります。
ダニは湿気がとても大好き。
湿気を寝具の中に溜め込んだままではどんどん繁殖します。
つまり、布団から湿気を追い出すことが何より大事なのです。
朝起きたらかけ布団をめくりあげよう
起きた時に、かけ布団をそのままにしていたら湿気が溜まる一方。
まず一度、毛布やかけ布団を大きくめくり上げ、中の湿気を出しましょう。
忙しくてなかなかきちんと布団が干せなくても、これをやるだけでだいぶ違います。
布団はこまめに干そう
できる限り、布団は干しましょう。
干すことでダニがこのむ湿気を減らすことができます。
毎日干せることが望ましいのですが、忙しかったり雨や行きが降り続く日々でなかなか干せないこともあると思います。
すのこベッドの中には、敷き布団を立てかけて干せるタイプもありますので、忙しい方はそういったベッドを選ぶのも良いでしょう。
布団乾燥機を使う
忙しくて布団を干せない日々が続くときや、湿っぽい梅雨の季節は布団乾燥機をこまめに使いましょう。
雨の多い地方の方はもちろん、冬に雪が深かったり結露が多い地方の方も持っておいた方が良いです。
布団乾燥機の中にはオプションのパーツで靴も乾燥できるタイプもありますから、ロングブーツを使う人は一石二鳥です。
ダニの死骸やフンを取り除こう!
アレルゲンとなりやすいのは、ダニの死骸やフン。
これらも目には見えにくいサイズですが、ほおっておくとダニの増殖によりどんどん多くなります。
ですから、これらを生きているダニごとできるだけ取り除き、数を可能な限り減らす必要があります。
ダニは目に見えないサイズですから、布団や毛布をまず清潔にすることが大事です。
シーツはこまめに洗おう
マットレスや布団はなかなか簡単に洗えませんが、シーツやタオルケット、枕カバーは自宅の洗濯機で簡単に洗えます。
ソファベッドもファブリック仕立ての物の中には、カバーを取り外して洗えるものもあります。
ですから、こまめに洗濯できるものはして、きっちり乾燥させてから使いましょう。
シーツの中にいるぶんのダニだけでも退治できればだいぶ違いますし、洗ってすっきりすれば寝心地も良くなります。
布団は材質によってはコインランドリーの布団洗濯機で洗えるものもありますから、そのような布団の場合は時々洗いに行きましょう。
布団掃除機を使おう
最近は布団用掃除機が多く出ています。
各メーカーが様々な機能を搭載した布団クリーナーをリリースしており、UV除菌機能がついたものもあります。
ダニの餌になりうる皮膚の破片や髪の毛はもちろん、見えないダニの死骸も掃除機でスッキリ吸い取りましょう。
UV除菌機能でダニや細菌の数も可能な限り減らしておきましょう。
頻繁には頼めませんが、マットレスのクリーニングもできればたまに頼むと尚良いです。
業者さんにクリーニングしてもらうのはお金がかかりますのでそう頻繁にはできませんが、熱いスチームで洗いますからかなりの数のダニを退治できます。
マットレスの表面や中にも当然ダニはいますから、減らせるだけ減らしておくのは大事ですね。
埃は綺麗に取り除こう!
ダニの好む場所の一つは埃。
ベッドを掃除しないと、ベッド下やフレームが埃だらけになりそこにダニが住み着きます。
掃除機を入れたり、床にモップをかけたりこまめな掃除を心がけましょう。
ベッド下にはロボット掃除機で
サイズの大きなベッドだと、なかなか普通の掃除機やモップを奥まで入れるのが難しく、埃がたまってしまいがち。
ベッド下の高さが10cm以上あるなら、ロボット掃除機を走らせて埃をこまめに取りましょう。
奥の方も毎日掃除できますから、埃の溜まり方も少なくて済みます。
防虫剤を入れておこう
収納ベッドでしたら、収納スペースの中に防虫剤を入れておきましょう。
タンス用の防虫剤でダニに対応したものもあります。
もちろん、これも除湿剤と同じく定期的に入れ替える事が必要です。
殺虫剤も使おう
布団やシーツの表面に使える、スプレータイプの殺虫剤も市販されていますので時々ふりかけておき、ダニの数を減らしましょう。
畳ベッドの場合、畳専用のダニ殺虫剤もありますから時々はかけておきましょう。
まとめ
ベッドのダニ退治に大事なことは
- 湿気を取り除く
- 埃を取り除く
ことです。つまり、こまめな換気とお掃除が大事ということでカビ対策とも共通しています。
そして今いるダニの数を可能な限り減らして、増殖ペースを抑えることが大事。
ダニ用の防虫剤も併用すると良いです。