ベッドに寝ていて、腰が痛くなることはありませんか?
なぜ腰痛は起こるのでしょうか。
そして、どうしたら腰痛を防ぐベッドは選べるのでしょうか。
なぜベッドで腰が痛くなるのか
ベッドで寝ていて腰が痛くなる原因の一つは、「体が沈む」ことにあります。
お尻や腰の部分が沈んだまま固まって数時間寝ていると、体の偏った部分に負担がかかった状態が長時間続くことになります。
寝ている間の5〜8時間は長いもの。
朝起きたらイテテテテ、なんてこともありがち。
昔の古いソファベッドですと、ふかふかしすぎているものも少なくなかったので、体も沈みやすくなっていました。
「ソファベッドは腰痛になる」というイメージを持っておられる方も少なくありません。
腰痛を防ぐ、ベッドの選び方
ベッド本体を選ぶ上で、大事なことは「安定した構造」であること。
体が沈むような構造のベッドですと、寝ている時の姿勢に無理がかかり腰痛を起こしやすくなるリスクが高まります。
足がしっかりしておらずフラフラ不安定な構造のベッドですと、寝づらいのでつい無意識に寝相が不自然な形になり、これも足腰を痛める元になります。
毎日使うものでしたら、しっかりした作りでふらつかないベッドを選びましょう。
足がキャスターになっている折りたたみベッドの場合、ストッパーで止めていても多少はふらつきやすいです。
1日だけのお泊まりや、軽い仮眠ならまだしも、毎日使うには安定した足の構造になっているベッドの方が良いです。
ソファベッドでしたら、ふかふかしすぎるものは普段使いにはあまり向いていません。
木製フレームや、しっかりしたポケットコイルマットレスのソファベッドも最近は出てきていますので、そういった安定構造のソファベッドにしましょう。
腰痛を防ぐためのマットレスの選び方
ベッド自体の問題もありますが、マットレスが合っていないという可能性もあります。
マットレスも硬さは様々。
体に合わない柔らかすぎるマットレスを選んでいる可能性もあります。
マットレスの硬さも何段階かありますが、柔らかすぎないものを選びましょう。
加齢や肥満、逆に鍛えたことによるマッチョ化といった体格の変化により、体の状態が変わってきて今までの硬さのマットレスが馴染まなくなることもあります。
そうした時は、迷わず買い換えましょう。
「勿体無い」と思って合わないマットレスを使い続けると、結局腰痛の治療費のほうが高くつくことになりかねません。
腰痛を防ぐマットレスのお手入れ
どんな良いマットレスを使っても、お手入れを怠っているためにマットレスが凹んでくることもあります。
一度もひっくり返さないで、同じ面ばかり使っているとマットレスは体重で凹んできてしまいます。
凹んだ面に足腰が落ち込めば、当然姿勢が落ち込んだ状態のまま長時間固まり、腰を痛める可能性が上がります。
マットレスは月1度くらいはひっくり返し、違う面も均等に使うようにしましょう。
これはベッドの通気を保つことにもなりますので、ドロップインフレームタイプのフロアベッドや収納ベッドでは特に大事。
カビ防止やマットレス自体の長持ちにもつながって買い替えや掃除の費用も抑えることができますし、腰痛防止策にもなり一石二鳥以上です。
マットレス自体も寿命がありますので、上記のようにマメにひっくり返してもいつかは凹んできます。
壊れたり、どうにもならないレベルまで凹んだマットレスを無理して使い続けるのはやめましょう。
ベコベコになって安定しない寝心地のマットレスを使うと、腰への負担が増します。
敷き布団対応のベッドにしてみよう
マットレスが重くてひっくり返す作業がキツいのであれば、敷き布団対応のベッドにした方が良いです。
敷き布団の方が軽いですから、持ち上げる時も腰への負担が少なくすみます。
そして布団だと、マットレスに比べれば硬さの当たり外れの幅はそれほど大きくありません。
すのこベッドやフロアベッドに敷き布団対応のベッドは多くあります。
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まとめ
腰痛に悩まされる方のベッド選びで大切なことは
- ベッドフレームの構造が安定している
- マットレスの硬さがあっている
ことが大事です。
丈夫な本体と、自分の体にあったマットレスを選びましょう。
そして壊れたマットレスは速やかに買い替え。
マットレスがなかなか合うものが見つからない時は敷き布団対応のベッドもおすすめです。
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