来客用のベッドの種類

お家に時々泊まり客がくる場合、どのようなベッドを用意したらいいのでしょうか。

来る人、家のスタイルに合わせた来客用ベッド選びを考えてみましょう。

エアーベッド

空気を入れて膨らませるベッドですが、使わないときはコンパクトにしまっておけます。

来るお客さんが一度に一人二人くらいで、あまりお部屋が広くなくて折りたたみベッドをおいてもかさばってしまうときはこれがいいでしょう。

据え置きのベッドに比べれば耐久性は落ちますので、長くは使えません。
あまり頻繁にお客さんがこない家や、収納スペースの少ないワンルーム住まいの一人暮らし用に向きます。

電動ポンプ内蔵タイプのエアベッドだと結構膨らむのも早いので、急なお客さんがあった時にもすぐ対処できます。

来客用ベッドの定番といえばソファベッドもですよね。

据え置きのソファベッドと、フロアタイプのソファベッドではまた使い道も違ってきます。

フロアタイプのソファベッドは普段は座椅子として使えますが、泊まり客がきた場合はシーツをかけてベッドとして使えます。

敷き布団をしまう場所が確保できない時に助かります。

90〜100cmくらいの幅の小さなフロアソファベッドの場合は本当に「仮眠」といった感じのサイズになってしまい、ちょっと寝返りを打つと転げ落ちてしまいます。

少し体格の大きい人だとはみ出してしまいますので、何日もそこで寝るのは成人の場合ちょっと辛いかもしれません。

寝る時は床にごろ寝するのに近い感覚なので、気の置けない友達や兄弟に泊まってもらう時用のほうが向いているでしょう。

ワンルーム住まいの学生さんで、時々部屋に友達が来て一緒に試験対策などするような時の仮眠用に良いでしょう。

120cmのセミダブルサイズでしたら、成人男性でもそう窮屈でなく寝られますので、大学生以上の方で男兄弟が泊まりに来る方はそちらの方が良いです。

140cmサイズのゆったりしたフロアソファベッドなら、恋人が泊まりに来る時にも使えます。

フロアタイプでない、足のあるソファベッドも来客用ベッドの定番です。

ソファにしている時は泊まらないお客さんのもてなし用に使えますし、お泊まりするのでしたら普通にベッドとしてお使いいただけます。

「折りたたみベッドを置くスペースはちょっと厳しい」というお家でも、ソファベッドを普段のソファも兼ねてリビングにおいて置くといいでしょう。

改まったお客さんを迎えることがあるなら、レザーだと高級感が出ます。

ファブリックのソファベッドでも落ち着いた色やデザインなら、応接用ソファと来客用ベッドを兼ねても違和感がありません。

ベッドをおいて置くスペースがある程度あるなら、折りたたみベッドも来客用として使えます。

来客用として使うなら、キャスター付きの方が移動させやすく、使わない時は倉庫に移動させてしまっておけるので便利です。

広めのウォークインクローゼットなら入りますしね。
大きめの物置があればそちらにも入れられます。

敷き布団を置くスペースが家族分だけでいっぱいいっぱいであまり余裕がないのであれば、折りたたみベッドはウレタンマットがくっついたタイプのほうがいいです。

薄いマットレスやパッドを敷くだけでベッドがセットできますから、マットレスの置き場所文だけでも節約できます。

このタイプだと畳んでもそれなりに場所をとりますので、滅多に泊まり客が来ない家やワンルームではちょっと邪魔になってしまいます。

定期的に泊まり客があり、フローリングの床などで「床に寝かせるとしんどい」作りのお家にはいいでしょう。

小さいお子様の世話で時々実家から親御さんに来てもらったりするようなお家にも向いているでしょうね。

来客用に使えるベッドも様々なものがありますが、

が定番と言えます。

来客用ベッドの置き場所が厳しい時はエアベッドや小型のフロアソファベッドが良いでしょう。