換気はしていたつもりだったけど、思いのほか湿気が強かった!とか、「つい干すのを長期間忘れていた」といったうっかりなどで、マットレスにカビが生えてしまうこともあります。
もしそうなったら、どうすればいいのでしょうか。
自分でカビ取りはできる?
マットレスをクリーニングに出すにしても処分にしても、お金はかかってもったいないです。
カビの範囲が狭ければ、自分で取れそうな気がします。
クリーニングより安くつきますよね。
では、ご家庭でできるカビ取りの方法をご紹介しましょう。
カビ取り剤を使おう
市販のカビ取り剤の中にも、マットレスに対応したものは多く出ています。
スプレータイプであったり液体タイプ、あるいはジェルタイプであったり様々。
ドラッグストアや通販で簡単に購入できます。
それぞれの洗剤の注意書きに従い、マットレスのカビの生えた部分にカビ取り剤をつけて取りましょう。
つけてから30分くらい置いてから拭き取り、という使い方をするものが多いです。
エタノールで拭き取る
もう一つの方法は、エタノールで拭き取ることです。
ドラッグストアやホームセンターの掃除用品コーナーで売っているようなエタノールで十分です。
ネット通販でも掃除用のエタノールはよく売っています。
「無水エタノール」「消毒用エタノール」などがあります。
ただし、「無水エタノール」では除菌作用がありませんので必ず水を加えて使いましょう。
カビの生えた部分にエタノールをつけてしばらく置き、浮いてきたカビの汚れを雑巾で拭き取ります。
カビ自体は殺すことができますので、繁殖や毒素の発生はある程度抑えることができます。
しかし、すでにできてしまった黒ずみをエタノールで消すことはできません。
自分でのカビ取り作業の注意
マットレスのカビを自分で掃除するにあたって注意しなければならないこともあります。
作業中、マットレスはベッドから外しましょう。
洗剤にしろエタノールにしろ、ベッドのフレームについてしまったら色が褪せてしまうこともあります。
マットレス自体はその上にシーツを敷くので、多少色褪せてもあまり気にすることはないかもしれませんが…。
塩素系の洗剤を使う場合は特に安全面に気をつけましょう。
他の家具につくと漂白作用で色が禿げてきたりしかねないですし、締め切ったお部屋で使うと具合が悪くなることもあります。
作業中は窓を開け放してこまめな換気をしておきましょう。
手に負えない場合は業者さんへ!
自分で頑張って洗剤で汚れを取ろうにも、カビの生えた範囲が大きすぎてなかなか取りきれないこともあります。
ことにマットレスの奥深くにカビが入り込み、広い範囲に及んでしまった場合はとるのも大変です。
自力でどうにもならないのであれば、プロのクリーニング業者さんを頼みましょう。
お金はかかりますが…
プロの技術や機材を持ってしても取りきれないほどのカビで「やっぱこれ無理ですよ」と言われるほどひどい状態になっていた時は処分するしかありません。
でも捨てるのは勿体無いですし一度はやはり「なんとかなりませんか」と聞いてみたほうがいいでしょう。
マットレスを処分する時
あまりにもカビの汚れがひどく、プロを持ってしてもカビが取りきれないのであれば廃棄処分にするしかありません。
しかし、マットレスはゴミの日に出して終わり!だけでは済まないことの方が多いです。
軽いウレタンの三つ折りならまだしも、重いコイル入りのマットレスの場合は粗大ゴミ扱いとなるので、すぐにゴミに出せないこともあります。
ベッド本体同様、事前に連絡して引き取りに来てもらったり、処分用のステッカーを購入する必要がある場合も大きいです。
特に大きなダブルサイズ以上のマットレスは処分料金も高めになります。
お住いの自治体により取り扱いが異なりますので、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
まとめ
マットレスにカビを生やしてしまったら、掃除用のエタノールや塩素系のカビ取り剤で拭いてみましょう。
それでもダメなら専門のクリーニング業者の人になんとかなりそうかみてもらいましょう。
プロのクリーニングでもカビがもう取りきれないというときは、諦めて処分するしかありません。
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