ロフトにどんなベッドを置くか

一人暮らし用のマンションも様々なタイプがありますが、ロフト付きのマンションも人気。
もう一つの部屋のような感覚が楽しめます。

しかし、ロフトがある場合ベッドはどうしたら良いのでしょうか？

ロフトの上に置くべきなのか、それとも下に置くべきなのでしょうか？

ベッドをロフトの上に持って行く時

ロフトにベッドを置き、ベッドルームとして活用することもできます。

一口にロフトベッドと言っても様々な広さがあるので、持って上がれるベッドの種類や大きさも変わります。

ただ、ロフトが広くても持って上がるのが大変。
ロフトで使えるのは本体重量が重くないベッド、あまりかさばらないベッドということになります。

重いマットレスを使うようなベッドはロフトスペースには向きません。

ロフト部分が広くて天井の高さにも余裕のあるタイプですと、独立したベッドルームとして使う人も多いです。

この場合ですと、シングルベッドを持って上がることも可能となります。
折りたたみベッドを持ち込んでいる人もいます。

折りたたみ以外のベッドの場合、引越しの際にはベッドをバラして持って行くことになりますから、ロフトにパーツの状態で持ち込んで組み立てましょう。

ロフト部分がどれくらい重量に耐えられるかどうかは物件により異なりますので、よく確認しておきましょう。

広めのロフトとはいえ、天井は普通の部屋よりもかなり低めになりますから、高いベッドでは手狭になります。

圧迫感が苦手であれば、ローベッドがおすすめ。
特にロフト部分は気温が上がりがちですので、カビ対策のためにも通気性の良い足のあるタイプのローベッドの方が良いでしょう。

丈夫な作りのロフトであっても、梯子や階段で重いマットレスを持ち運びするのはかなりキツいです。
ロフトで使うのは敷き布団対応のベッドの方が良いでしょう。

特にワンルームのロフト部分だと、狭くて寝るスペースくらいしかない場合もあります。

布団を敷いて寝てもいいのですが、そのまま布団をロフトに敷いて床に汗シミができないか気になることもあると思います。

そう言った場合は、直置きの折りたたみすのこベッドか、フロアタイプのソファベッドをおくと良いでしょう。

すのこベッドですと、寝ている時に汗をすのこの下からある程度湿気を逃がせます。

もちろん敷きっぱなしはダメですよ。
折りたたみベッドは毎日たたむようにしましょう。

ただ、狭いロフトだと天井も低めのことも多いので、すのこを畳む作業がしづらくなる時はあります。

ロフトから天井までの高さはよく確認しておきましょう。

ロフトつきのマンションに入居しても、ロフト部分をベッドルームとしては使わない、という方も少なくありません。

特に多い理由としては「梯子で登るのが面倒臭い」「夏にロフトは暑い」というのがあります。

夏のロフトの暑さの原因は、暖かい空気は上の方に上がりやすいこと。

クーラーの風もロフトの方にうまく回らなくて結局暑い！というのでベッドルームとして使うのをやめてしまう方もおられます。

この場合、ロフトはシーズンオフ衣類やかさばるものなどを置く収納スペースとして活用し、ベッドは下に置くという方も多いです。

ロフト部分に比べれば下の方が多少重いベッドでも耐えられますので、お部屋の広さに応じた様々なタイプのベッドを使うことができます。

下の方が6〜7畳あれば、セミシングル〜セミダブルサイズのベッドを置くことが可能です。

この場合、シンプルなパイプベッドでも、収納ベッドでもすのこベッドでも構いません。

マットレスも上に持って上がる必要がないので、マットレス対応でも敷き布団対応でもどちらでも使えます。

また、転勤族や卒業後は別の場所に就職するなどの事情で引っ越す予定が数年以内にある予定の方でしたら、次はロフトのないお部屋に移ることになるかもしれません。

ロフトがなくても対応できるような収納ベッドを買っておくというのも一つの考えでしょう。

ロフト付きのお部屋の場合、ロフトをベッドルームに使うかどうかで大きくベッド選びは変わります。

ロフトをベッドルームにするのでしたら、上まで持って行きやすい重量や大きさのベッドがいいでしょう。

折りたたみのすのこベッドや折りたたみフロアソファベッドが狭いロフトで使うのにはオススメ。

広めのロフトでも天井は低いですから、ベッドルームとして使うのでしたら折りたたみベッドや敷き布団対応のフロアベッドが良いでしょう。

ロフトをベッドルームにしないのでしたら、普通の部屋と同様のベッド選びでいいでしょう。
下の方のスペースに入るだけの大きさを選べば良いです。