先のエントリーで、男性の一人暮らしに向いたベッドのサイズについて述べました。
では、女性の場合どのようなベッドが選べるのでしょうか。
目次
女性はベッドの選択肢が広い!
個人差はありますが、平均的にいえば男性よりも女性の方が身長が低いことが多く、肩幅も狭いです。
「ベッド選び」という観点で言えば、男性より女性の方が選択肢が広まるということにつながります。
平均的な体格の男子大学生ですと170cm前後はあるので、シングルかセミダブルでないと厳しい、ということもあります。
しかし女性の場合、最近は背の高い人も増えたとはいえ、身長150cm台やそれ以下の小柄な人も少なくありません。
背の高い人でも日本人女性の場合180cmを超える人はまだ少数派ですし、肩幅も男性に比べれば狭いです。
ですから、女性はベッド選びの時に「ショート丈」「セミシングル」というのを選択肢に加えることができるのです。
セミシングルを選択できる女性はどんな人?
セミシングルサイズのベッドは幅が80〜85cm。
現存する寝台車の「サンライズ瀬戸・出雲」のB寝台個室(シングル)のベッド幅が70cmほどです。
この幅で特に狭苦しさを感じない性格で寝相も良く、小柄で細身の方でしたらセミシングルを選ぶ、というのもありだと思います。
狭いワンルームだと場所を節約できますし、セミシングルサイズの収納ベッドの中には結構たくさんのものを収納できるベッドも多いです。
女性の場合、服や小物をたくさん持っている人も多いので、収納家具でお部屋のスペースが取られがちです。
ベッド自体のサイズを小さくして場所を節約し、ベッドの中に収納したり他に収納家具を買ったりしても良いです。
セミシングルの収納ベッドは跳ね上げ式、引き出し式収納とも種類が豊富ですので、お好きな機能やデザインのベッドを選ぶことができます。
服を整頓したいなら引き出し式(チェストベッド)、アウトドア用具などかさばるものを収納したいなら跳ね上げ式と、持ち物に応じて選びましょう。
デザインも結構幅広く、姫系・カントリー系といった可愛いものからモダン系まで選択肢が多いので、選びがいもあります。
収納力のないフロアベッドでも、小さいセミシングルなら場所をとりませんので空いた場所に収納家具を置けます。
シングルベッドを女性が選ぶとき
もちろん「セミシングルじゃキツすぎる」という女性も少なくないと思います。
体格が小さくて寝相が良くても、ゆったり眠りたい性分の方が無理して狭いベッドで寝ることはありません。
「窮屈だな」と思いながら寝るのはストレスも溜まりますしね。
ごく一般的な6畳のワンルーム住まいで、平均的な身長や体格の方でしたらシングルベッドは十分使えます。
身長が170cm未満の方でしたら、縦幅をショート丈にすれば部屋のスペースも節約できます。
ヘッドボードにメガネを置かなくてもいい時、ヘッドボードがない方が良い方でしたらヘッドボードレスのベッドを選べばこれも場所を節約できます。
セミダブルサイズを女性が選ぶ場合
体格の大きい方、もっとゆったり眠りたい方はもちろんセミダブルという選択肢になってきます。
これも男性と同じく、家賃が安くてすむ地域でしたら広い部屋が借りやすいので、大きめのベッドを置いても手狭になりませんからね。
ただ、力があまり強くない人や足腰を痛めては困る場合、セミダブルで重いマットレスを使うベッドだとちょっとしんどいです。
マットレスも定期的にフレームから外して干したりひっくり返したりしないと、スプリングがヘタレたりカビたりする元ですからね。
女性の一人暮らしだとマットレスを持ち上げるのを誰かに手伝ってもらうのもなかなかできませんしね。
彼氏や男兄弟、力持ちの同性友人がいる人ならともかく、小柄で細い女性1人だと手伝いはなかなか頼む先がありません。
セミダブルを女性1人暮らしで使う場合、マットレスの手入れ作業がしんどければ敷き布団対応のベッドを買ったほうがいいでしょう。
ダブル以上のベッドを女性1人で使う
予算とお部屋の広さが十分にある人ならばダブルサイズ以上のベッドを女性1人で使ってもいいでしょう。
両手両足を広げてゆったり眠れます。
ダブルならまだしも、現実的にはなかなか「クイーンサイズ以上のベッドを女性1人で使う」人はいないでしょうが、収入が十分にある方なら寝る場所に思い切って贅沢するのもアリですよ!
まとめ
一人暮らしの女性は結構ベッドの選択肢の幅は広いことがお分りいただけたでしょうか。
小柄で寝相の良い女性ですとセミシングルという選択肢もあります。
収納タイプやフロアベッドなどがあります。
ゆったり寝たい人はシングル〜セミダブルを選びましょう。
セミダブルの場合、敷き布団対応タイプを選んだ方がお手入れがしやすいです。