ロフトベッドには、ベッド下にデスクがついたものがあります。
ベッド下を勉強スペースに使え、場所も節約できて狭い部屋を効率的に使えて便利なように思えます。
しかし、実はデスク付きロフトベッドには落とし穴もあります。
ロフトベッドのデスクのデメリットも考慮して、それを補う対策をしましょう。
ベッド下は暗い!
デスクをベッドと別の場所に独立して置いている場合、昼の間は明るい太陽の光が窓から差し込みます。
しかし、ロフトベッドの下はベッドの床部分で影になってしまい、差し込む光を遮って姉妹ます。
外に置いたデスクならまだ灯りをつけなくて良い時間帯も、ベッド下は早く暗くなってしまいます。
いくらライトをデスク下につけても、やはりベッドの外よりは暗くなってしまいます。
ベッドの置き場所をよく考え、窓との位置を調節してある程度ベッド下にも光が入るようにしましょう。
デスクが狭い!
デスク付きのロフトベッドなら、一見別途デスクを買わなくてよくなり、効率よく便利に見えます。
しかし、学習机やパソコンデスクとして独立した机と比べると、どうしてもロフトベッド下のデスクは狭いです。
子供向けの、システムベッドタイプの木造ロフトベッドだとまだゆったりしたデスクが多くなります。
しかしスチールパイプのロフトベッド下の机はシンプルで狭いものが多いです。
ノートPCでのテキスト打ち作業が中心ならまだしも、スキャナやタブレットを並べてのグラフィック作業や、紙の資料をいっぱい広げての調べ物には少々手狭です。
イラストや漫画制作の作業には余り便利が良いとは言えません。
文章書きでも、資料を広げることが多い作家さんだとスペース不足で不便の方が多くなります。
ましてや、ダブルモニタを並べて作業というのはかなり無理があります。
グラフィック系の方だけでなく、株取引をしている方もダブルモニタで作業しておられる方が多いですからね。
棚が付属しているタイプもありますが、それほどたくさんの本は並べられません。
デスク付きタイプのロフトベッドを選ぶのでしたら、自分の勉強や趣味、仕事でどのような道具を広げながら作業するのかをよく考えましょう。
イラストレーターや株取引など、デスクの面積が広く必要な作業をする人でしたら、ロフトベッド下がデスク付きタイプではない方を選び、デスクはベッドの外に独立して置いた方が便利です。
読書や軽い書き取り作業、ノートパソコン1台で済む作業くらいでしたら、ベッド付属の小さめデスクでも大丈夫です。
立ち上がった時に頭をぶつける!
ロフトベッドも様々な高さがありますが、デスク付きのロフトベッドの場合、床面までの高さは150cm〜170cmあるかどうかです。
ベッド下に入って作業をし、休憩で立ち上がろうとする時、背の高い人だとすぐ頭をぶつけてしまいます。
小柄な女性やお子様なら軽く屈むだけで済みますが、背の高い人だとベッド下に入るのにも腰をかがめないといけません。
180cm以上背丈のある方ではちょっと厳しいですね。
長身の方は、ロフトベッドの上の方に登っても天井にぶつかる可能性がありますので、ハイタイプのロフトベッド自体があまり向いてはいません。
デスク付きロフトベッドというのは、実は小柄な方向きなのです。
身長155cm未満くらいの方だと頭をぶつける心配はだいぶ少なくなるでしょう。
身長の高い方でしたら、ロフトベッドはデスクのつかないものかロータイプを購入し、ベッド下は収納スペースに活用した方がいいですね。
まとめ
お部屋のスペースを節約するのに役立つデスク付きロフトベッドも、様々なデメリットがあります。
- ベッド下なので暗い
- デスクが狭い
- 背の高い人だと立ち上がるときに頭をぶつける可能性がある
ということが主に挙げられます。
ご自分のワークスペースに必要なものや、身長も合わせてロフトベッド付属のデスクスペースがいるかどうかを考えましょう。